公益財団法人日本バドミントン協会

大会6日目：本日は決勝戦が行われました。
女子シングルスの山口選手は第1シードの選手を相手に第1ゲーム先攻するも、第2ゲームの後半で12点連続
で失点し、ファイナルゲームに持ち込まれ、自分の良いところを出せずに相手ペースのまま敗戦。準優勝となり
ました。
女子ダブルスの志田・松山ペアも第1シードのペアと対戦。第1ゲームを落とし後がなくなった第2ゲームは後半
の接戦を勝ち抜きファイナルゲームへ。常にリードを保ちマッチポイントを迎えるも、あと1点が遠く、5点連続失
点から逆に相手のマッチポイントを追いかける形へ。激闘の末、無念の敗戦。準優勝となりました。
パリオリンピック会場にて行われたテスト大会で前大会ではかなわなかった決勝進出に加え、今大会初出場
の男子ダブルス岡村・三橋ペアのベスト16は今週行われる全英オープンへの期待値が高まる結果となりまし
た。
12日の火曜日からはイギリス、バーミンガムで行われる全英オープン2024の結果報告をお知らせいたします。

（日本選手団ヘッドコーチ　朴　柱奉）

大会5日目：本日は各種目準決勝が行われました。
女子シングルスの山口選手は第2シードの選手と対戦。第1ゲーム、ラリーをしっかりとコントロールして先攻。第2
ゲームでは逆に追いかける立場になり1ゲーム取り返されてしまう。ファイナルゲームは接戦となったがインターバ
ルから流れをつかみ、大事な場面では相手のミスが増え勝利。去年9月以来の決勝戦に進む。
男子ダブルスの保木・小林ペアは相手の攻撃に押される昨日と同じ流れであと一歩のところで第1ゲームを落とし
大接戦となった第2ゲームも最後まで粘りを見せたが、相手の鋭い攻撃を打破することが出来ずに非常に惜しい
敗戦。ベスト4となりました。
志田・松山ペアは第1ゲーム、追いかける立場となり点差が縮まらない状況で焦りが見えたものの、後半15本で
追いつくとその勢いのまま逆転に成功。そのまま一気に第1ゲームを勝ち越す見事な試合運び。第2ゲームでは
大事な場面で松山選手の前衛での球回しが冴え、若手で勢いのある相手を寄せ付けず嬉しいストレート勝利。
明日の決勝戦も期待がかかります。第1シードとの対戦となった永原・松本ペアは手数が多くミスが少ない相手
の攻撃をかわし切れず、ストレートで敗戦。フランスオープン去年大会同様にベスト4で終わりました。
明日は各種目決勝が行われます。

（日本選手団ヘッドコーチ　朴　柱奉）

大会4日目：本日は各種目準々決勝が行われました。
女子シングルスの山口選手はラリーをしっかりとコントロールしミスの少ない落ち着いたプレーでストレート勝利。
大堀選手は第3シードの選手と対戦。第1ゲーム序盤から接戦となり互角のラリーを繋ぐも得点に結びつけるこ
とが出来ずストレート敗戦。ベスト8となりました。
男子ダブルスの保木・小林ペアは相手の攻撃に押される昨日と同じ流れで第1ゲームを落としたが、大接戦と
なった第2ゲームを取り返すと勢いに乗り、第4シード相手にファイナルゲームで勝利を決める。
志田・松山ペアは第1ゲームを先攻し、第2ゲームは相手の堅いディフェンスと力強いスマッシュに押し切られ失
ったが、第3ゲームでは剛撃の手を緩めずに相手にプレッシャーを与え続けて第2シードを撃破。準決勝に進み
ました。永原・松本ペアはお互いに一歩も譲らない接戦となった第1ゲームを先行するとその勢いのまま見事な
ストレート勝利。
混合ダブルスは終始シャトルのコントロールに苦しみ、受け身なラリーが続きストレートで敗戦。ベスト８となり
ました。
明日は各種目準決勝が行われます。

（日本選手団ヘッドコーチ　朴　柱奉）

大会3日目：本日は各種目2回戦が行われました。
女子シングルスの山口選手、大堀選手は共に落ち着いたプレーで常にリードを保ちストレート勝ち。
男子ダブルスの保木・小林ペアは第1ゲームは勢いに乗った相手に先取されましたが、第2ゲームを安定した流れで
取り返すと接戦となったファイナルゲームでは勝負所で得点を重ね逆転勝利。岡村・三橋ペアは第7シードのインドネ
シアのペアと対戦し第2ゲームで相手が引くほどの粘りを見せるも一歩及ばずストレートで敗れベスト16となりました。
女子ダブルスの福島・廣田ペアは終始廣田選手の背後を狙ったショットに苦しめられ敗戦。ベスト16となりました。
志田・松山ペアは第1ゲームでは実力の差を見せつけるような安定したプレーで先攻しましたが第2ゲームの内容に
課題が残るもストレートで勝利し準々決勝に進みました。櫻本・宮浦ペアは第1シードとの対戦で第1ゲーム序盤で大
きなリードをつかむも後半追いつかれてからは相手の勢いにミスが目立ち始めストレートで敗退しベスト16。永原・松
本ペアは相手に攻撃のチャンスを与えることなく余裕のストレート勝利。
混合ダブルスは同国対決となった我慢勝負を耐え抜き、渡辺・東野ペアがストレートで勝利し準々決勝に進み、敗れ
た緑川・齋藤ペアはベスト16となりました。金子・松友ペアは前年度世界チャンピオン（第3シード）のペアと対戦しファ
イナルゲームの末悔しい敗戦となりベスト16。
明日は各種目準々決勝が行われます。

（日本選手団ヘッドコーチ　朴　柱奉）

大会2日目：本日は各種目下段１回戦が行われました。
男子シングルスの奈良岡功大選手は第1ゲームを先攻するも第2ゲームに入ると流れをつかめなくなりファイナ
ルゲームの末惜しい敗戦。
女子シングルスの山口茜選手は落ち着いたプレーでストレート勝ち。
男子ダブルスの保木卓朗・小林優吾ペアは危なげなくストレートで勝利。フランスオープン初出場の岡村洋輝・
三橋健也ペアは常にリードを保ちストレートで初戦突破。
女子ダブルスの志田千陽・松山奈未ペアは地元フランスのペアを寄せ付けない安定したプレーでストレート勝
利。櫻本絢子・宮浦玲奈ペアは第2ゲーム競り合う場面もあったが後半16本から連続得点でストレート勝ち。
混合ダブルスの渡辺勇大・東野有紗ペアは第1ゲームを失うも第2ゲームの後半から流れをつかみ、そのまま
崩れることなくファイナルゲームで勝利を決める。緑川大輝・齋藤夏ペアはしっかりと自分たちのペースを守り
ストレートで勝利。山下恭平・篠谷菜留ペアは大会第8シードのペアと対戦。粘りながら突破口を探るも攻撃の
主導権を握ることが出来ず惜しい敗戦。
明日は各種目2回戦が行われます。

（日本選手団ヘッドコーチ　朴　柱奉）

大会1日目：本日は各種目上段１回戦が行われました。
男子シングルスの西本拳太選手は第1ゲームを落ち着いたプレーで先取したが第2ゲームからは相手のリズムを
崩すことが出来ずファイナルゲームも苦しい状況のまま敗戦。常山幹太選手はインド実力2位SEN選手相手に第1
ゲームを先取するもファイナルゲームの末悔しい敗戦。渡辺航貴選手は今大会第3シードの選手と対戦、第1ゲー
ムを失って後がない第2ゲームは接戦となるが後半連続失点により一歩及ばず敗退。
女子シングルスの大堀彩選手は奥原希望選手との同国対決で心拍数の上がるロングラリーをファイナルゲーム
まで戦い抜き勝利。
女子ダブルスの福島由紀・廣田彩花ペアは第1ゲームを苦しむも接戦となった第2ゲームは相手のマッチポイント
から逆転。ファイナルゲームではラリーをしっかりコントロールし嬉しい初戦突破。永原和可那・松本麻佑ペアは
中西貴映・岩永鈴ペアとの同国対決を攻撃力で上回り勝利。
混合ダブルスの金子祐樹・松友美佐紀ペアは相手の堅いディフェンスに苦しむも我慢を重ねファイナルゲームで
勝利をつかむ。
明日は各種目トーナメント下段１回戦が行われます。

（日本選手団ヘッドコーチ　朴　柱奉）