結果
バドミントンアジアジュニア選手権2023
開催地インドネシア・ジョグジャカルタ
期間2023年7月7日~2018年7月16日
男子シングルス
決勝
女子ダブルス
決勝
男子シングルス
準決勝
女子ダブルス
準決勝
【個人戦4日目】
本日は、すべての種目で準決勝が行われました。
男子シングルスの沖本選手は、巧みなストロークプレーを得意とする中国選手に対し、積極的に攻撃を仕掛け第1ゲームをキープ。第2ゲームは相手選手の攻撃を凌ぎ切れず落とし、迎えたファイナルゲームでは、互いにスピードを上げ激しいラリーの応酬となりましたが、転びながらも懸命にシャトルを追いかける沖本選手の気迫が勝り、見事勝利し明日の決勝へと駒を進めました。
女子ダブルスでは、山北・須藤ペアと田口・玉木ペアの日本人同士の対戦となりました。第1ゲームはドライブ戦で優位に立った山北・須藤ペアが16本で奪いました。第2ゲームに入ると田口・玉木ペアも積極的な攻撃を見せ、互いに一歩も譲らない激しいゲーム展開となりましたが、最後は気合十分の山北・須藤ペアが27-25で押し切りストレート勝ち。明日はこの種目で日本人初となる優勝をかけ、韓国ペアと対戦します。また、敗れはしたものの、強豪ペアを次々と倒し準決勝まで勝ち上がった田口・玉木ペアの活躍も見事なものでした。
引き続きご声援の程、よろしくお願いいたします。
(日本選手団:ヘッドコーチ 大堀均)
男子シングルス
4回戦
- 中川 友那(埼玉栄高)
- 21-16
- 12-21
- 12-21
- WANG Zi Jun(中国)
準々決勝
女子シングルス
4回戦
準々決勝
男子ダブルス
3回戦
- 松川 健大(ふたば未来学園高)
- 中静 悠斗(ふたば未来学園高)
- 21-17
- 19-21
- 21-15
- PRASETYA Anselmus Breagit (インドネシア)
- Fredy RAMADHAN Pulung (インドネシア)
- 澤田 修志(埼玉栄高)
- 川野 寿真(ふたば未来学園高)
- 21-15
- 18-21
- 16-21
- CHO Hyun Woo(韓国)
- LEE Min Wook(韓国)
準々決勝
- 松川 健大(ふたば未来学園高)
- 中静 悠斗(ふたば未来学園高)
- 19-21
- 16-21
- CHEN Yong Rui(中国)
- HU Ke Yuan(中国)
女子ダブルス
3回戦
- 田口 真彩(柳井商工高)
- 玉木 亜弥(四天王寺高)
- 16-21
- 21-16
- 21-16
- KAMILA Anisanaya RAMADHANI (インドネシア)
- Az Zahra Ditya (インドネシア)
- 21-15
- 21-16
- CHRISTINA Velisha WARDANA(インドネシア)
- Bernadine Anindya (インドネシア)
準々決勝
- 田口 真彩(柳井商工高)
- 玉木 亜弥(四天王寺高)
- 21-13
- 15-21
- 21-19
- Yi En HSIEH (チャイニーズタイペイ)
- LIN Yu-Hao(チャイニーズタイペイ)
混合ダブルス
3回戦
- 中静 悠斗(ふたば未来学園高)
- 玉木 亜弥(四天王寺高)
- 21-14
- 21-17
- GAO Jia Xuan(中国)
- CHEN Fan Shu Tian(中国)
- 菅原 海斗(浪岡高)
- 清瀬 璃子(青森山田高)
- 4-21
- 19-21
- CHEN Yong Rui(中国)
- JIANG Pei Xi(中国)
準々決勝
- 中静 悠斗(ふたば未来学園高)
- 玉木 亜弥(四天王寺高)
- 8-21
- 11-21
- PARK Beon Soo(韓国)
- YEON Sro Yeon(韓国)
【個人戦3日目】
本日は、すべての種目で準々決勝までの試合までが行われました。
男子シングルスでは、4回戦に臨んだ中川選手が、中国選手を相手にラリーの主導権を握り第1ゲームを奪うも、第2ゲーム以降相手選手の攻撃に対応しきれず惜敗。谷岡選手はスピーディーかつミスの少ないプレーで第1ゲームをキープし、第2ゲーム中盤までリードを奪い優位にゲームを進めていましたが、後半相手選手の攻撃に対しミスが増え惜しくも敗退。沖本選手は、4回戦では相手選手を寄せ付けず勝利。続く準々決勝では、強豪中国選手と激しいラリーの応酬となりましたが、集中力に勝る沖本選手は、早いタッチと巧みなゲームメイクで各ゲームとも終盤抜け出し見事なストレート勝ちを収めました。
女子シングルスでは、宮崎選手が危なげないゲーム展開で4回戦を突破。続く準々決勝では、団体戦(vs中国)と同じカードとなりました。団体戦同様一進一退のラリーの応酬となりましたが、ファイナルゲーム終盤スピードを上げ仕掛けてくる相手選手の攻撃をを防ぎきれず惜しくも敗退しました。
男子ダブルスは、1年生の川野・澤田ペアが粘り強い姿勢で第1ゲームをキープ。しかし第2ゲーム以降はネット前の攻防で劣勢となり、攻め込まれる展開が多くなり韓国ペアに惜敗しました。2年生の中静・松川ペアは、4回戦では力強いドライブ戦で優位に立ちインドネシアペアに競り勝ち、続く準々決勝でもネット前での早いタッチを武器に攻撃的なゲームを展開していましたが、固いレシーブを誇る中国ペアのガードを崩すには至らず惜しくも敗退しました。
女子ダブルスでは、田口・玉木ペアが粘り強いラリーを武器に、4回戦ではでシードペアを、準々決勝では台北ペアをともにファイナルゲームで振り切り勝利。団体戦で大活躍した山北・須藤ペアは今日も素晴らしい動きを見せ、全く危なげなく2試合ともにストレート勝ちを収めました。この2ペアが念願のベスト4入りを果たし、明日の準決勝で直接対決をします。
混合ダブルス3回戦は、3ペアともにすべて中国ペアとの対戦となりました。角田・須藤ペアおよび菅原・清瀬ペアは、相手選手のパワフルなプレーに押されストレート負け。続く好調の中静・玉木の2年生ペアは、玉木のネット前での積極的なチャンスメイクと中静の切れ味鋭い攻撃がうまく噛合い勝利。しかし準々決勝では、韓国ペアの猛攻の前に引いてしまう場面が増えストレート負けを喫しました。
明日は各種目、準決勝が行われます。
引き続きご声援のほど、宜しくお願いいたします。
(日本選手団:ヘッドコーチ 大堀均)
男子シングルス
3回戦
- 中川 友那(埼玉栄高)
- 21-19
- 20-22
- 21-16
- SHETTY Ayush(インド)
女子シングルス
3回戦
- 遠藤 美羽(作新学院高)
- 22-20
- 19-21
- 18-21
- HSIEH Yi En(チャイニーズタイペイ)
- 平本 梨々菜(青森山田高)
- 17-21
- 19-21
- RUZANA Ruzana(インドネシア)
- 小原 未空(埼玉栄高)
- 6-21
- 17-21
- SHAH Tara(インド)
男子ダブルス
1回戦
- 中川 友那(埼玉栄高)
- 佐藤 瑠活(東大阪大学柏原高)
- 21-15
- 21-15
- LAOTHERDPONG Phoopha(タイ)
- TIANCHAN Taenkun(タイ)
- 角田 洸介(埼玉栄高)
- 菅原 海斗(浪岡高)
- 21-13
- 21-18
- KAT Zi Shun Nicholas(シンガポール)
- WONG Kai Ji Mark(シンガポール)
- 松川 健大(ふたば未来学園高)
- 中静 悠斗(ふたば未来学園高)
- 21-13
- 19-21
- 22-20
- BAO XIN Da Gu La Wai(チャイニーズ・タイペイ)
- TSAI Cheng Ying(チャイニーズ・・タイペイ)
2回戦
- 澤田 修志(埼玉栄高)
- 川野 寿真(ふたば未来学園高)
- 21-16
- 21-16
- OWEN Michael(インドネシア)
- RADJASA Yuke Gamareza (インドネシア)
- 中川 友那(埼玉栄高)
- 佐藤 瑠活(東大阪大学柏原高)
- 14-21
- 13-21
- GOONTING Bryan Jeremy(マレーシア)
- LOW Han Chen(マレーシア)
- 角田 洸介(埼玉栄高)
- 菅原 海斗(浪岡高)
- 17-21
- 11-21
- LAI Po Yu(チャイニーズ・タイペイ)
- TSAI Fu Cheng(チャイニーズ・タイペイ)
- 松川 健大(ふたば未来学園高)
- 中静 悠斗(ふたば未来学園高)
- 21-11
- 16-21
- 21-12
- HORBANLUEKIT Phuwanat(タイ)
- MEECHAI Tanakorn (タイ)
女子ダブルス
2回戦
- 清瀬 璃子(青森山田高)
- 平本 梨々菜(青森山田高)
- 11-21
- 14-21
- PARK Seul(韓国)
- YEON Seo Yeon(韓国)
- 田口 真彩(柳井商工高)
- 玉木 亜弥(四天王寺高)
- 21-14
- 21-17
- KIM Do Yeon(韓国)
- KWAK Seung Min(韓国)
混合ダブルス
2回戦
- 中静 悠斗(ふたば未来学園高)
- 玉木 亜弥(四天王寺高)
- 21-23
- 22-20
- 21-12
- MEECHAI Tanakorn(タイ)
- KORPTHAMMAKIT Fungfa (タイ)
- 菅原 海斗(浪岡高)
- 清瀬 璃子(青森山田高)
- 21-19
- 20-22
- 21-12
- HUANG Jui-Hsuan(チャイニーズ・タイペイ)
- YANG Chia Chi (チャイニーズ・タイペイ)
【個人戦2日目】
本日は、すべての種目でベスト16決定の試合までが行われました。
男子シングルスでは、3回戦に臨んだ中川選手が今日も粘り強さを発揮しファイナルゲームで勝利。沖本選手はスピーディーかつミスの少ないプレーで相手選手を寄せ付けずストレート勝ち。谷岡選手も巧みな配球とディセプションショットで相手選手を圧倒し勝利。3人がそれぞれの持ち味を遺憾なく発揮しベスト16入りを決めました。
女子シングルスでは、遠藤選手が粘り強く闘ったものの、勝負所で攻め込まれ惜しくも敗退。平本選手は積極的な攻めを武器に優位に展開したが、相手選手の巧みな配球に揺さぶられ惜敗。小原選手は粘ったものの、鋭いショットを持つ相手選手の攻撃を防ぎきれず敗退。宮崎選手は攻撃的なインドネシア選手に苦しめられたものの、最後まで集中力を切らさずファイナルゲームで勝利。女子シングルス唯一のベスト16入りとなりました。
男子ダブルス、中川・佐藤ペアは攻撃的なプレーで1回戦を突破したものの、2回戦ではサービス周りで劣勢となり敗退。角田・菅原ペアも快調に1回戦を突破したものの、強豪ペアの猛攻をしのぎ切れず2回戦敗退。松川・中静ペアは1・2回戦ともに、強豪ペアを相手に早いタッチと抜群のコンビネーションプレーを武器に接戦をものにしました。1年生の川野・澤田ペアは2回戦からの登場。力強いドライブ戦で優位に立ち見事なストレート勝ち。2ペアが勝ち残りました。
女子ダブルスは3ペア共に強豪韓国ペアとの対戦となりました。清瀬・平本ペアは、早いタッチで仕掛けてくる相手ペアに翻弄され、自分たちのプレーを発揮することができず敗退。田口・玉木ペアは先輩田口選手の巧みなリードと、後輩玉木選手のはつらつとしたプレーがうまく噛合いストレートで勝利。団体戦で大活躍をした山北・須藤ペアは今日も好調をキープ。スピードあるコンビネーションプレーとトップ&バックからの攻撃が冴え勝利し、こちらは2ペアが明日に駒を進めました。
混合ダブルス、団体戦決勝で見事な勝利を収め、個人戦でも期待されていた谷岡・田口ペアあったが、連戦の疲れもあり本来のプレーを発揮することができず2回戦敗退。松川・山北ペアは力強い攻撃を武器に第1シードの中国ペアを苦しめたものの惜しくも敗退。残る3ペア、角田・須藤ペア、中静・玉木ペア、菅原・清瀬ペアは、共に熱戦を制し明日に駒を進めました。中でも中静・玉木の2年生ペアが第2シードのタイペアを破ったゲームは圧巻でした。
明日は各種目、ベスト4まで決定までの2試合が行われます。
引き続きご声援のほど、宜しくお願いいたします。
(日本選手団ヘッドコーチ 大堀均)
男子シングルス
1回戦
- 中川 友那(埼玉栄高)
- 18-21
- 21-11
- 21-18
- YUNG King To(ホンコン・チャイナ)
2回戦
- 川野 寿真(ふたば未来学園高)
- 21-23
- 21-10
- 20-22
- WONGSUP-IN Wongsup(タイ)
- 佐藤 瑠活(東大阪大学柏原高)
- 17-21
- 10-21
- ZHANG Zhi Jie(中国)
- 中川 友那(埼玉栄高)
- 21-18
- 21-13
- SNG Wei Ming(マレーシア)
女子シングルス
2回戦
- 松田 仁衣菜(福井工大附属福井高)
- 18-21
- 18-21
- PUSPITASARI Mutiara Ayu (インドネシア)
- 遠藤 美羽(作新学院高)
- 21-14
- 21-13
- MAHESI Shandy Tirani (インドネシア)
- 平本 梨々菜(青森山田高)
- 21-18
- 25-23
- WANG Pei Yu(チャイニーズ・タイペイ)
- 小原 未空(埼玉栄高)
- 21-8
- 21-13
- DE SILVASanadhi(スリランカ)
混合ダブルス
1回戦
- 角田 洸介(埼玉栄高)
- 須藤 海妃(ふたば未来学園高)
- 17-21
- 21-16
- 21-18
- TSAI Fu Cheng(チャイニーズ・タイペイ)
- DU Yi Chen(チャイニーズ・タイペイ)
- 中静 悠斗(ふたば未来学園高)
- 玉木 亜弥(四天王寺高)
- 21-11
- 21-7
- REDZUAN Ahmad(マレーシア)
- GOBI Vannee(マレーシア)
- 菅原 海斗(浪岡高)
- 清瀬 璃子(青森山田高)
- 13-21
- 21-12
- 21-18
- CHUNG Ching Cyrus(ホンコン・チャイナ)
- LIANG Ka Wing(ホンコン・チャイナ)
【個人戦1日目】
今大会は17ヶ国・総勢303名の選手たちが参加しており、個人戦は男子シングルスおよび女子シングルスが128ドロー、男子ダブルス・女子ダブルス・混合ダブルスは64ドローで行われます。
本日は、男子シングルス・女子シングルスの1・2回戦および混合ダブルスの1回戦が行われました。
男子シングルスは、川野選手がタイのエースを相手に激しいラリーの応酬となりましたが、あと1本が奪えずファイナルデュースの末惜しくも敗退。
佐藤選手は強豪中国選手と対戦し、前半リードしたものの中盤以降は相手選手の攻撃を凌ぎきれず敗退。そのほか中川選手、沖本選手、谷岡選手は順当に3回戦進出を決めました。
女子シングルスは、松田選手がインドネシアのエースを相手に互角の展開を見せましたが、各ゲームとも勝負ところで得点が奪えず惜敗。
そのほか遠藤選手、宮崎選手、平本選手、小原選手は危なげない試合展開で勝利し3回戦進出を決めました。
混合ダブルスは、松川・山北ペア、角田・須藤ペア、中静・玉木ペア、谷岡・田口ペア、菅原・清瀬ペアの5ペアすべてが勝利し2回戦進出を果たしました。
引き続きご声援のほど、宜しくお願いいたします。
(日本選手団ヘッドコーチ 大堀均)
【個人戦5日目】
本日は、すべての種目で決勝が行われました。 男子シングルスの沖本選手は、団体戦で対戦しファイナルゲームの末勝利した中国選手との対戦。第1ゲームは早いタッチからネット際の攻防で優位に立った沖本選手が13本で奪いました。しかし第2ゲーム以降は、中国選手の正確なストロークに走らされる場面が増え、徐々にスタミナを削られた沖本選手は、ファイナルゲームの末惜しくも敗退し準優勝となりました。しかしコート狭しと走り回り、転びながらも懸命にシャトルを追いかける沖本選手の闘う姿勢は、日本ジュニアの手本となる価値ある準優勝だったと言えます。 女子ダブルスは、団体戦から負けなしの山北・須藤ペアがライバル韓国ペアと対戦。第1ゲームは須藤選手のネット際での巧みなチャンスメイクと、山北選手の破壊力のある攻撃がうまく噛合い逆転で奪いました。第2ゲームはスピードを上げ攻撃を仕掛けてくる韓国ペアに奪われファイナルゲームへと突入。その後も勢いよく攻め立てる韓国ペアに大量リードを奪われ一時は13-19まで差を広げられていましたが、集中力を高め目の前の1本勝負に終始した山北・須藤ペアが、最後まで攻めの姿勢を崩さず大逆転勝利を収め、この種目では日本人初となる優勝を成し遂げました。 今大会は、団体戦優勝から始まり、個人戦でも女子ダブルス優勝・3位、男子シングルス準優勝という結果を残すことができました。またメダルには惜しくも届かなかった選手たちも、力を出し切る努力を決して怠ることはありませんでした。これら未来ある子供たちの今後さらなる飛躍を期待したいと思います。 今後も日本のジュニアが世界のバドミントンに遅れをとることなく、むしろ先頭を走っていけるよう、選手・スタッフともども精進してまいります。これからも日本ジュニア選手への変わらぬご声援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
(日本選手団:ヘッドコーチ 大堀均)